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[海外ニュース]2017.1.5

45歳vs43歳 H級決定戦

 昨年8月から空位になっているWBA世界ヘビー級王座の決定戦が、4位シャノン・ブリッグス(45=米)対5位フレス・オケンド(43=プエルトリコ)というカードで行われることが決まった。勝者は3位のアレクサンデル・ウスティノフ(40=露/ベラルーシ)の挑戦を受けなければならない。
 WBAのヘビー級レギュラー王座を巡る動きは実に複雑だ。14年7月にフレス・オケンド(プエルトリコ)との決定戦を制して王座を獲得したルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン/独)は昨年3月、ルーカス・ブラウン(豪)に逆転KO負けを喫して王座を陥落、引退した。ところがブラウンのドーピング違反が発覚したためWBAは王座を剥奪し、引退撤回の意思を示したチャガエフに返還した。しかし、チャガエフは義務化されたオケンドとの防衛戦に応じる気配をみせなかったためWBAは、ここでも王座を剥奪。そんな折り9月になるとブラウンのサスペンドが解けたため、WBAは幻の王者に王座決定戦出場権を与えた。ところが、その矢先にまたもブラウンのドーピング違反が分かり、最新のWBAランキングからブラウンの名前は消えた。こうしたなかでブリッグス対オケンドが浮上したという経緯がある。両陣営の交渉期間は30日とされ、この間に話がまとまらなかった場合は興行権入札が行われることになる。
 06年〜07年にかけてWBO王者だったブリッグスは10年10月にビタリ・クリチコ(ウクライナ)に12回判定負けを喫したのを最後に引退したが、14年4月に復帰。以来9連勝(8KO)を収めている。NABA王座やWBCラテン暫定王座を獲得してはいるが、相手は二線級ばかりだ。68戦60勝(53KO)6敗1分1無効試合。一方、オケンドはチャガエフとのWBA王座決定戦で2対0の判定負けを喫してからリングに上がっておらず、その空白期間は2年半になる。チャガエフとの再戦が認められたあと故障するなど酌むべき事情はあるものの、ここまでくると過度な保護といわれても仕方あるまい。ブリッグス戦が実現すれば世界王座挑戦は4度目となる。45戦37勝(24KO)8敗。ちなみに勝者への挑戦が約束されているウスティノフは、WBA暫定王者だったルイス・オルティス(キューバ/米)への挑戦が約束されながらドーピング方法で双方の意見が合わずに実現しなかった経緯がある。そのため、こちらも15年12月からリングに上がっていない。WBAのヘビー級王座を巡る迷走は、まだまだ続きそうだ。

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