パッキャオ 次戦は米国外で

　WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(38=比)の次戦についてトップランク社のボブ・アラム・プロモーターが「4月か5月、米国以外で戦うことになるだろう」と話している。

　アラム氏は世界各地で戦った元世界ヘビー級王者モハメド・アリ(米)の例を出し、パッキャオもそうなるだろうと話している。次戦候補の最右翼は昨年末にトップランク社と契約を交わしたWBO2位のジェフ・ホーン(豪)で、その場合はオーストラリア開催も考えられる。今年、パッキャオはWBC&WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(米)との対戦も期待されるが、パッキャオ側は2000万ドル(約23億5000万円)の報酬を希望しており、交渉は難航が予想される。実現するとしても下半期になりそうだ。