世界初挑戦の小國以載と王者グスマンが当日計量を無事クリア

　IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチの当日計量は、チャンピオンのジョナタン・グスマン(ドミニカ)が58.4kg、挑戦者の小國以載(角海老宝石)は58.9kgでクリアした。
　プロボクシングは通常、試合の前日に計量を行うが、IBFは体重の過度なリバウンドを防ぐため前日計量と当日計量を行う。

　やや緊張気味の小國はあまり眠れなかった様子で「コンディションはいいけど、昨日の村田さんの試合を見て更に緊張が増しました。みんな凄いっす。試合は8時からですよねえ。5時ぐらいにしてほしいですよ。早く終わらせたい」と受験の朝を迎えた学生のような初々しさを見せた。

　一方、今回が2度目の世界戦となるグスマンは「ただ勝つのみ。日本の会場は雰囲気がいいので気に入っている。KOは意識せず。防衛してベルトを持って帰りたい。日本のリングにソロモンキングが戻ってくるぞ」と落ち着いた様子で話した。