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WBOは同団体のミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(27=英)に対する最優先挑戦者としてスーパーウェルター級王者のサウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)を指名した。サンダースへの挑戦を目指している村田諒太(30=帝拳)にとっても気になるニュースといえる。
サウル・カネロ・アルバレス
これはアルバレスのプロモート権を持つゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)の要請に応じるかたちでWBOが方針を明かしたもので、これに対して1位のアフタンディル・クルトシッゼ(ジョージア/米)陣営が異議を唱えている。今年6月までミドル級のWBC王者だったとはいえ、アルバレスは現在はスーパーウェルター級の王座に君臨しているため違和感は拭えない。WBOはアルバレスがミゲール・コット(プエルトリコ)、エリスランディ・ララ(キューバ/米)、オースチン・トラウト(米)らに勝っている実績を評価していると説明している。アルバレス陣営は来年5月6日に元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との対戦を計画している一方、サンダースへの挑戦も並行して計画していると伝えられる。
もともと12月にアルバレスと対戦する案もあったサンダース陣営は「望むところだ。
アルバレスは優れた選手だが、十分に勝つチャンスはある」と自信をみせている。
サンダースに対してはWBO3位にランクされる村田が挑戦を計画しているだけに、今後の動きが注目される。