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ミドル級とライトヘビー級の元世界王者バーナード・ホプキンス(51=米)のラストファイト、ジョー・スミス(27=米)との12回戦は17日に米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われたが、そのテレビ視聴件数がピーク時に100万件を超えたことが分かった。
バーナード・ホプキンス
ホプキンス対スミスは、8回に連打を受けたホプキンスがロープの間からリング外に転落。20秒以内にリング内に戻れなかったためKO負けを喫するという結果に終わった。この試合は大手ケーブルテレビHBOで全米に生中継されたが、ニールセン・メディアリサーチによると平均で93万4000件、ピーク時には103万5000件に達したという。前座のオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)対タビソ・ムチュヌ(南ア)のWBO世界クルーザー級タイトルマッチは平均が56万件、ピーク64万5000件で、同じく前座のジョセフ・ディアス(米)対オラシオ・ガルシア(メキシコ)のNABF北米フェザー級タイトルマッチは、平均で64万4000件、ピーク70万7000件だった。
バーナード・ホプキンス
ホプキンス対スミスは、2年前にホプキンスがセルゲイ・コバレフ(露/米)と統一戦を行ったときの132万8000件には及ばなかったが、最近のテレンス・クロフォード(米)対ジョン・モリナ(米)の80万6000件(ピーク87万1000件)、ヘスス・クェジャル(亜)対アブネル・マレス(メキシコ/米)の32万7000件(ピーク37万7000件)を大きく引き離している。ホプキンスの知名度に加えラストファイトという注目度が視聴件数に好影響を与えたのかもしれない。