亀田、世界戦予備検診

　年末26日に開催される"亀田祭り"ダブル世界戦の予備検診が20日、都内で行われた。興毅、大毅ならびにアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)、シルビオ・オルティーヌ(スペイン)に異常は見られず、検診終了後それぞれ現在のコンディションと試合に向けてのコメントを発表した。

■WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦
王者・亀田 大毅(亀田)
検診結果:
身長:168.5cm
リーチ164.2cm
胸囲83.0cm
血圧:120/71mm/Hg
体温:36.0℃
「減量は順調だがここからが勝負。フライ級最後の試合になるだろうからKOを狙う」。

挑戦者シルビオ・オルティーヌ(スペイン)
検診結果:
身長:158.0cm
リーチ156.8cm
胸囲91.0cm
血圧:135/85mm/Hg
体温:36.6℃
「コンディションは良好。10cmの身長差も問題ない。この時を16年間待っていた。KOでベルトを奪う」。

■WBA世界バンタム級王座決定12回戦
同級2位・亀田 興毅(亀田)
検診結果:
身長:166.0cm
リーチ168.0cm
胸囲99.0cm
血圧:111/76mm/Hg
体温:36.4℃
「昔は減量の為の練習をしていたが、今は試合をするための練習が出来ているので、かなり仕上がっている。ムニョスもパンチはあるが、自分はタイミングで打つパンチもあるしパワーも上がっているので、倒れると思うよ。チャンスがくれば仕留める。3階級制覇の肩書きを持って、世界の大舞台に進みたい」。

同級5位アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)
検診結果:
身長:165.8cm
リーチ174.0cm
胸囲91.0cm
血圧:120/66mm/Hg
体温:36.4℃
「体調は良い。一階級上げてパンチ力も増している。亀田にはあまりプレッシャーをかけたくないが、私には勝てない。私が再び世界王者になるだろう」。