井岡一翔が底上げに自信

　WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)の4度目の防衛戦は7度目の大晦日。今年は会場を古都京都に移し島津アリーナ(京都府立体育館)で暫定王者のスタンプ・ギャットニワット(18=タイ)を迎えて王座統一戦として行われる。実に14回目の世界戦となる井岡「勝ち続ける難しさと魅力」をモチベーションにフライ級最強を証明し続けている。今年は2戦と例年より1試合少ないが「全体の底上げが出来た」と自身の成長に絶対の自信を語った。18歳と若いタイ国期待の暫定王者を完成しつつある井岡ボクシングでどのように料理するのか。順調に調整を進めるジムで話を聞いた。