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[試合結果]2016.12.18

M級 ブランコvsヌジカム

 WBA世界ミドル級暫定王者アルフォンソ・ブランコ(30=ベネズエラ)対元王者で現WBA6位ハッサン・ヌダム・ヌジカム(32=カメルーン/仏)のタイトルマッチ12回戦は17日(日本時間18日)、インド洋のフランス領レユニオン島サンドニで行われた。なお、前座には元世界3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(34=キューバ/米)が出場を予定していたが、相手の元世界王者マルコム・クラッセン(35=南ア)が前夜にホテルで違法薬物に関する嫌疑で身柄を拘束されたため試合は中止になった。
〇ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)
 1回21秒TKO
×アルフォンソ・ブランコ(ベネズエラ)

 04年アテネ五輪ミドル級出場(8強)後にプロ転向して2度の世界王座獲得を果たし、プロ参加が認められた今夏のリオ五輪にはライトヘビー級で出場したヌジカムと、08年北京五輪8強のブランコ。オッズがヌジカム有利ながら5対4と接近していたことでも分かるように接戦が予想されていた。しかし、実際の勝負は呆気なかった。開始早々、ブランコが左で探りを入れた際にヌジカムがカウンター気味に右を一閃。これをアゴに浴びたブランコの体は瞬間的に硬直し、一瞬の間をおいてキャンバスに前のめりに沈んだ。誰が見ても10秒以内に立てないと分かる痛烈なダウンシーンだった。レフェリーがカウントをとらずに試合を止めたのも当然といえた。TKOタイムは21秒だった。
 ちなみにボクサーの記録を専門に扱うサイトboxrec.comによるとWBA、WBC、IBF、WBO主要4団体の世界戦における最短KO決着は、94年9月3日にオーストリアで行われたWBOスーパーバンタム級タイトルマッチで、王者ダニエル・ヒメネス(プエルトリコ)がハラルド・ゲイアー(オーストリア)を退けたときの「17秒KO」とされる。このほかIBFミドル級王者時代にバーナード・ホプキンス(米)がスティーブ・フランク(米)戦で記録した「24秒TKO」や、フライ級のWBC王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)が内藤大助(宮田)を退けた「34秒KO」、フェザー級のWBO王者ナジーム・ハメド(英)がラシード・ラワル(ナイジェリア/オーストリア)戦で記録した「35秒KO」などが世界戦の短時間決着として記されている。また、96年のヘナロ・エルナンデス(米)対ラウル・ペレス(メキシコ)のWBAスーパーフェザー級タイトル戦では、バッティングによる「28秒負傷引き分け」という記録もある。

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