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WBA世界スーパーバンタム級王者ネオマール・セルメニョ(37=ベネズエラ/パナマ)対7位クー・シャオジュン(26=中国)のタイトルマッチ12回戦は17日、中国の杭州で行われる。16日には両選手が計量に臨んだ。
この両者は今年6月、中国の北京で行われた王座決定戦で拳を交え、セルメニョが最終12回TKO勝ちで3度目の戴冠を果たしている。その後、セルメニョは9月の初防衛戦も中国の温州で行い、ノップ・クラティンダエンジム(タイ)に3回KO勝ちを収めている。これが中国で3戦連続の試合となるセルメニョは121.9ポンド(約55.3キロ)で計量をパスした。32戦25勝(15KO)5敗1分1無効試合。陣営の指揮を執るセルソ・チャベス・トレーナーは「圧力をかけながらボディを狙うという作戦は前回と変わらない。結果も前回と同じだろう」と返り討ちに自信をみせている。雪辱を狙うクーは121.3ポンド(約55.0キロ)だった。オッズは10対3でセルメニョ有利と出ている。
この階級は長谷川穂積(真正)がWBC王座を返上して引退したばかりだが、WBAでは亀田和毅(協栄)が5位という好位置につけている。ほかにも大晦日にIBF王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑む小國以載(角海老宝石)や、その勝者に対する指名挑戦権を持つ岩佐亮佑(セレス)、日本王者の石本康隆(帝拳)らが挑戦圏内におり、日本にとっても結果が気になる試合といえる。
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