ツェーゲに指名戦指令

　WBAは同団体の世界スーパーミドル級王者タイロン・ツェーゲ(24=独)に対し、3位のアイザック・エクポ(34=ナイジェリア)と指名防衛戦を行うよう指令を出した。 120日以内に挙行することが義務づけられている。

　ツェーゲは11月にジョバンニ・デ・カロリス(イタリア)を破って王座を獲得したばかりで、エクポ戦が初防衛戦となる。20戦19勝(11KO)1分。指名挑戦者のエクポは ガーナを拠点にして活動しているベテランで、13年10月に当時のWBO王者ロバート・スティーグリッツ(露/独)に挑んで12回判定負けしたのに続く2度目の世界挑戦となる。33戦31勝(24KO)2敗。昨年来、WBAのスーパーミドル級はビンセント・フェイゲンブッツ(独)対カロリス、カロリス対ツェーゲが各2試合行われてきた経緯があり、新しい風を送る必要に迫られている状況といえる。