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10日に米国内で行われた世界戦を生中継した大手ケーブルテレビ、HBOとショータイムの勝負は、2倍以上の差をつけてHBOに軍配が挙がった。前者はWBC、WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(29=米)のV4戦を、後者はロサンゼルスのダブル世界戦を生中継した。
ニールセン・メディアリサーチのデータによると、HBOテレビが生中継したクロフォード対ジョン・モリナ(米)は平均で80万6000件、ピーク時には87万1000件の視聴をマークしたという。セミのライト級世界ランカー対決、メイソン・メナード(米)対レイムンド・ベルトラン(メキシコ)も平均63万6000件、ピーク75万1000件だった。また、HBOが当日に録画放送したジョセフ・パーカー(ニュージーランド/米)対アンディ・ルイス(メキシコ)のWBO世界ヘビー級王座決定戦は平均で52万1000件、ピークは58万5000件だった。
ヘスス・クエジャル
これに対しライバルのショータイムが放送したヘスス・クェジャル(亜)対アブネル・マレス(メキシコ/米)のWBA世界フェザー級タイトルマッチとジャーモール・チャーロ(米)対ジュリアス・ウィリアムス(米)のIBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチは平均で32万1000件、ピーク時でも36万8000件に留まった。また、当日の早朝にショータイムが生中継したアンソニー・ジョシュア(英)対エリック・モリナ(米)のIBF世界ヘビー級タイトルマッチは平均で36万8000件、ピーク時で39万件だったという。再放送は平均22万4000件、ピーク時24万4000件だったと報告されている。
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