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元WBA世界ミドル級暫定王者で現在はWBA、WBC2位、IBF4位にランクされるクリス・ユーバンク・ジュニア(27=英)が、スーパーミドル級に転向することになった。来年の早い時期に、マイナー団体IBO王者レノルド・クィンラン(27=豪)に挑戦する予定だ。
ユーバンクは元世界2階級制覇王者の父親に続いて昨年2月に世界(暫定)王座についた。しかし、ビジネス上の摩擦が生じて試合枯れとなり、8ヵ月後の初防衛戦後に暫定王座を返上する羽目に陥った。今年9月にはゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)への挑戦が実現しかかったが、契約直前で辞退。そのチャンスがケル・ブルック(英)に渡ったという経緯がある。戦績は24戦23勝(18KO)1敗。この1敗は2年前、現WBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に2対1の判定で敗れたもので、以後は5連続KO勝ちを収めている。クィンランは今年10月、元王者ダニエル・ギール(豪)に2回KO勝ちを収めて空位のIBOスーパーミドル級王座を獲得した。12戦11勝(7KO)1敗。