ウロダルチク 再起3戦目

　元WBC世界クルーザー級王者クシシュトフ・ウロダルチク(35=ポーランド)は10日(日本時間11日)、ポーランドのヴロツワフでレオン・ハース(28=アルメニア/独)と対戦した。無冠になってから2年3ヵ月、WBC3位、WBA10位、IBFとWBOで6位にランクされるウロダルチクは再起3連勝を飾ることができたのか。

　試合は思いのほか競ったものになったが、ウロダルチクが116対112(二者)、115対113のスコアでジャッジ三者から支持を集めて判定勝ちを収めた。6度防衛したWBC世界クルーザー級王座を14年9月に失ったウロダルチクは、1年半の空白を経て今年4月に再起。これで3連勝となった。IBFインターコンチネンタル王座の初防衛に成功したウロダルチクは56戦52勝(37KO)3敗1分、ハースは16戦14勝(10KO)2敗。