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[試合結果]2016.12.11

クロフォードvsモリナ

 WBC、WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(29=米)は10日(日本時間11日)、出身地の米国ネブラスカ州オマハに同級WBC3位、WBO2位のジョン・モリナ(33=米)を招いて4度目の防衛戦に臨んだ。前日計量で体重超過のため失格したモリナを相手に、クロフォードはどんなお仕置きをしたのか。
クロフォードがV4
〇テレンス・クロフォード(米)
 8回2分32秒TKO
×ジョン・モリナ(米)

 モリナが前日の計量で失格したため、この試合はクロフォードが勝った場合のみ防衛という変則タイトルマッチで行われた。左右どちらのスタンスでも戦えるクロフォードは、この日はほとんどサウスポーで構え、スピードとスキル、強打で1万1270人の地元ファンの目を釘づけにした。モリナが3回に右を浴びせて王者を後退させるシーンがあったが、前日に挑戦権を失った強打者が見せ場をつくったのはそれぐらいのものだった。クロフォードは8回、ボディブローでモリナにダメージを与え、さらにコーナーに追い込んで左右を上下に連打。モリナはダウンこそしなかったものの、これ以上の戦闘は危険と判断したレフェリーが割って入った。WBO王座の4度目、WBC王座の初防衛を果たしたクロフォードは30戦全勝(21KO)。この試合で150万ドル(約1億7000万円)の報酬を手にした。来年はマニー・パッキャオ(比)との対戦が具体化するか注目される。敗れたモリナは36戦29勝(23KO)7敗。40万ドル(約4560万円)の報酬のなかから4万5000ドル(約510万円)を罰金としてクロフォードに払うことになった。
 前座ではメイソン・メナード(米)対レイムンド・ベルトラン(メキシコ)のNABF、NABO北米ライト級タイトルマッチが行われ、ベテランのベルトランが7回TKO勝ちを収め両王座を獲得した。ベルトランは距離を潰しながらペースを掌握していたが、5回に左目上をカットするなど不穏な空気も流れ始めていた。そんななか7回に得意の左フックでダウンを奪って勝負を決めた。メナードは立ち上がったもののレフェリーから続行を許されなかった。世界トップ戦線への復帰を確実にしたベルトランは41戦32勝(20KO)7敗1分1無効試合。この無効試合は昨年5月、粟生隆寛(帝拳)とのWBO世界ライト級王座決定戦の前日計量で体重超過したうえドーピング検査でも失格したもの。元王者ファン・ディアス(米)の負傷で3週間前に代理出場が決まったWBO4位、IBF14位のメナードは34戦32勝(24KO)2敗。

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