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[試合結果]2016.12.11

Fe級 SW級ダブル世界戦

 10日(日本時間11日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのUSCガーレン・センターではヘスス・クェジャル(29=亜)対アブネル・マレス(31=メキシコ/米)のWBA世界フェザー級タイトルマッチと、ジャーモール・チャーロ(26=米)対ジュリアン・ウィリアムス(26=米)のIBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチが行われた。
〇アブネル・マレス(メキシコ/米)
12回判定(2対1)
×ヘスス・クェジャル(亜)

〇ジャーモール・チャーロ
5回2分6秒TKO
×ジュリアン・ウィリアムス

 フェザー級タイトルマッチは序盤からテンポの速いパンチの交換になった。中盤になるとクェジャルをマレスが巧みに迎撃する展開となり、王者にとってはストレスの溜まるような試合になった。事実上の勝負が決したのは11回だった。マレスが右を叩きつけてクェジャルから値千金のダウンを奪ったのだ。再開後、マレスはダメージの残るクェジャルをロープに追い詰めて連打、もう少しでストップかという見せ場をつくった。フィニッシュに持ち込むことはできなかったが、これで勝利は確実なものになった。採点はジャッジひとりが115対112で前進を貫いたクェジャルの勝利とつけたが、残る二者はテクニカルな戦いに徹したマレスを117対110、116対111で支持した。13年8月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に1回TKO負けを喫してWBC世界フェザー級王座を失って以来、3年4ヵ月ぶりに別の団体で返り咲きを果たしたマレスは33戦30勝(15KO)2敗1分。6度目の防衛に失敗したクェジャルは30戦28勝(21KO)2敗。
 チャーロ対ウィリアムスは、王者有利のオッズながら16対13という僅差だった。その予想どおり試合も初回から緊迫した競った内容となった。2回、左ジャブのカウンターで挑戦者に尻もちをつかせて優位に立ったチャーロだが、そのまま一気に突っ走れず、ウィリアムスのパンチを受けて危ない場面もみられた。迎えた5回、チャーロは右アッパーでダウンを奪い、再開後、ダメージの残るウィリアムスをもう一度倒してレフェリー・ストップに持ち込んだ。試合後、敗れたウィリアムスが王者に祝福を言うために歩み寄ったが、チャーロはこれを受け入れず、両陣営が険悪な雰囲気になる一幕もあった。3度目の防衛を果たしたチャーロは25戦全勝(19KO)、ウィリアムスは25戦22勝(14KO)1敗1分1無効試合。
 この日の前座ではIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦が行われ、4位にランクされるセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/米)が3位のレニー・ザッパビーニャ(豪)に8回TKO勝ちを収めた。試合は途中から流血戦になったが、5回に左フックでダウンを奪ったリピネッツが8回にダウンを追加してストップした。1週間前にエドゥアルド・トロヤノフスキー(露)をわずか40秒、左一発で失神させてIBF王者になったジュリアス・インドンゴ(ナミビア)への挑戦権をゲットしたリピネッツは11戦全勝(9KO)。ザッパビーニャは38戦35勝(25KO)3敗。また、同じく前座にはスーパーウェルター級でWBC5位、WBA11位、WBO15位にランクされる21歳の大型ホープ、サウスポーのエリクソン・ルビン(米)が出場、ファン・ウバルド・カブレラ(ドミニカ共和国)に2回KO勝ちを収めた。2度のダウンを奪って圧勝のルビンは17戦全勝(12KO)、カブレラは25戦23勝(15KO)2敗。

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