矢田良太、明日初のタイトル挑戦

　日本ボクシングコミッション関西事務局で3日、WBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦に出場する同級3位の矢田良太(27=グリーンツダ)と同級5位のジェイヤー・インソン(比)が前日計量に臨んだ。無事に計量を終えた矢田は「明日が待ち遠しい」と気合い充分な表情をみせた。

　矢田は66.4kgの200gアンダーでパスすると「体調も順調に落ちたし全く問題ないですね。早く明日になって試合がしたいです。相手は初めて見ましたけど、思っていたより身長はありましたけど、おなか周りは細いし、しっかりボディで攻め立ててKO を狙っていきたいです、応援よろしくお願いします」と夫人特製の雑炊を口にし明日に備えた。

　対して、インソンは65kgの1.6kgアンダーでパス。「ヤダの映像は見ていないが全く問題ない、いつもはライト級で戦っているし減量の影響もない。フィリピンで120ラウンドのスパーで仕上げてきた、明日はベストを尽くす」と静かに闘志を燃やした。