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ヘビー級のIBF王者アンソニー・ジョシュア(27=英)や前WBA暫定王者ルイス・オルティス(37=キューバ/米)、IBF世界スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(30=英)、IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)らを擁する英国マッチルーム・ボクシングの代表、エディ・ハーン・プロモーターが、傘下の選手の2017年の予定をメディアに明かしている。
ホルヘ・リナレス
ハーン・プロモーターによると、ライト級の前WBA王者アンソニー・クロラ(英)とWBA王者でWBCダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(帝拳)の再戦を3月25日、英国マンチェスターで行うプランが進行中だという。両者は9月に統一戦で拳を交え、リナレスが3対0の12回判定勝ちで2団体王者になった。ウェルター級のブルックはIBFからエロール・スペンス(米)との防衛戦を課されており、ブルック陣営はこれに応じる構えをみせている。スペンス陣営と下交渉を始めた段階だというが、王者側は4月か5月、英国開催を目指している。
また、ジョシュアは今月10日にエリック・モリナ(米)を相手に2度目の防衛戦を行うが、これをクリアした場合、4月に元3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と対戦する計画だという。両者は12月10日に拳を交える計画があったが、クリチコが負傷したためプランは頓挫していた。このほかWBA世界ライトヘビー級王者のネイサン・クレバリー(英)と前王者ユルゲン・ブレーマー(独)の再戦は、4月にドイツ開催で話が進められている。さらにWBA世界スーパーライト級王者リッキー・バーンズ(英)は、WBAからエイドリアン・ブローナー(米)との防衛戦を義務化されているが、ブローナーが2月11日にアドリアン・グラナドス(メキシコ)と試合をすることになっており、その先の6月ごろが対戦時期とみられている。いまボクシング界で最もホットな英国で最もアクティブなプロモート活動を展開しているマッチルーム・ボクシング。どんなカードを組んでいくのか、今後の動きに要注目だ。
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