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前WBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クイッグ(28=英)の再起戦は12月10日、英国マンチェスターで行われるが、その相手がWBC同級10位のホセ・カエターノ(29=メキシコ)に決まった。試合はWBAインターナショナル・フェザー級王座決定戦として行われる。
クイッグは12年11月に暫定王座を獲得したあと正王者に昇格し、通算6度の防衛を果たしたが、今年2月、IBF王者カール・フランプトン(英)との統一戦で判定負けを喫した。その試合でアゴを骨折したこともあり、10ヵ月近いブランクができてしまった。それだけにクイッグは「タフな道のりだったよ。リング復帰が待ちきれないね」と感慨深そうだ。34戦31勝(23KO)1敗2分。対するカエターノは24戦20勝(9KO)4敗のレコードを残している中堅で、昨年5月にレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)に無冠戦で判定負けを喫したあとは3連勝と調子を上げている。今年9月にはNABF北米スーパーバンタム級王座を獲得し、世界10傑に入ってきた。フランプトンとの再戦やIBFフェザー級王者リー・セルビー(英)らとの対戦を希望しているクイッグにとって、その第一関門としてカエターノは決してイージーな相手とはいえないかもしれない。