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井上拓真(20=大橋)が右拳を負傷したため12月30日に予定していた初防衛戦がキャンセルになったWBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(24=比)が、来年1月28日に米国ネバダ州ラスベガスで試合を行う可能性が出てきた。
これはタパレス陣営のワキー・サルード氏がメディアに明かしたもので、対戦候補として15戦全勝(10KO)の同級8位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の名前が挙がっている。1月28日はMGMグランドでカール・フランプトン(英)対レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)のWBA世界フェザー級タイトルマッチと、デヤン・ズラチカニン(モンテネグロ)対ミゲール・ガルシア(米)のWBC世界ライト級タイトルマッチが予定されており、タパレス対ロドリゲスが加わればトリプル世界戦となる。サルード氏によれば、ほかにもアイルランドや英国からもタパレスを招聘したいというオファーが入っているという。31戦29勝(12KO)2敗のタパレスは昨年12月、大森将平ウォズ)を2回TKOで下して指名挑戦権を獲得。今年7月、プンルアン・ソーシンユー(タイ)を逆転の11回KOで破って戴冠を果たしたサウスポーだが、海外からは「タパレス与し易し」とみられているのかもしれない。