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元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者の冨山浩之介(33=ワタナベ)の引退式が15日の後楽園ホールで行われ、冨山はスパーリングで最後の勇姿をファンに披露した。
戦友とスパーリング
かつての同門で元OPBFスーパーフェザー級王者、現在はRK蒲田ジムでトレーナーを務める川村貢治氏と2分2ラウンドのリングに上がった冨山は、前半こそ手加減なしの戦友にやり込められていたが、ラストは全盛期を彷彿とさせる連打を繰り出しホールを沸かせた。
家族と10カウントゴングを聞いた
ファンの目にラストファイトを焼き付けた冨山は、「12年の現役生活で(09年4月の)世界挑戦に失敗し、悔いはありますが未練はありません。次の人生もしっかりと頑張っていきます。応援ありがとうございました」と挨拶。家族や渡辺均会長をはじめとするジムスタッフに見守られるなか、10カウントゴングを聞いた。
最後は笑顔で別れを告げた
生涯戦績は33戦24勝(8KO)8敗1分。闘志あふれる野性的なファイトと明るく個性的なキャラクターが愛されるファンの記憶に残る選手だった。