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昨年度の全日本スーパーバンタム級新人王の市村蓮司(23=RK蒲田)が、15日の後楽園ホールで日本同級7位、東洋太平洋バンタム級14位の田村亮一(29=古口)にアタック。気合十分にリング中央で対峙した両者は、田村がエンジン全開でカウンターの右を当てれば、市村も一歩も引かずに右クロスを返すバチバチの打ち合いで始まった。
2回に市村がダウン
すると2回に力押しの田村がコーナーで右を打ち込みダウンを先制。市村も足下がフラつきながら立ち上がると、ダメージが抜けきらない状態で田村のラッシュに耐え、左右を返す粘り強さを発揮、左フックで田村をグラつかせた。しかし4回にボディを効かされると失速してしまい、最後は田村に力業でねじ伏せられキャンバスに沈んだ。
同門の山下賢哉と勝利を喜んだ
試合後、市村が予想以上に強い選手だったので自分のファイトがより際立ったと笑顔で試合を振り返った田村は、「ランカーとなった今は負けたら終わりと思って試合に臨んでいる」と覚悟を示した。続けて、まだまだ反省点も多く大きなことは言えないと前置きした上で、来年の抱負として「アジアの地域王座でもいいので何かしらのタイトルを獲って応援してくれる人たちを喜ばせたい」と飛躍を誓った。