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70年代から80年代にかけて活躍した元WBC世界スーパーライト級王者ぺリコ・フェルナンデス氏(スペイン)が11日、スペインの医療施設で亡くなった。64歳だった。死因などは明らかにされていない。
フェルナンデス氏は72年にプロデビューし、スペインの国内王座や欧州王座を獲得後、74年9月にWBC世界スーパーライト級王座を獲得した。しかし、このライオン古山との王座決定戦は論議を呼ぶ判定で、古山の勝利を推すファンや関係者は多く、フェルナンデスというと日本のファンはこの試合の印象が深いはずだ。翌年のV2戦ではタイに遠征し、プロ3戦目のセンサク・ムアンスリン(タイ)に8回KO負けを喫して王座を失った。2年後にスペインで行われた再戦は判定負けだった。その後も活動を続け、87年までリングに上がった。戦績は127戦82勝(47KO)28敗15分2無効試合。4年前からスペインの医療施設に入っていたという。