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[ニュース]2010.12.7

加藤VS井上、決着戦は!

 6日、後楽園ホールで開催された"4大タイトルマッチ"のメインに行われた日本ウェルター級タイトルマッチ&東洋太平洋同級王座決定戦"王者・加藤壮次郎(協栄)VS挑戦者・井上庸(ヤマグチ土浦)"の一戦。両者は昨年7月に対戦し、この時は7ラウンド負傷での判定ドロー。今回の決着戦は、両雄にとって日本・東洋の2冠を懸けた戦いとなった。
井上 庸
 立ち上がり、井上は左右フックで距離が詰まりクリンチが多くなるも、5回には左フックで王者・加藤を捉えダウンを先制。終盤、加藤も細かい連打でポイントを奪い返すが、井上が判定0-3(113-114,112-114,113-117)でダウンポイントを守り切り、加藤の腰から日本ウェルター級王座を奪取。さらに空位となった東洋王座獲得にも成功した。
加藤 控え室での会見
 初防衛に失敗し、王座から陥落した加藤は「全然駄目でした。右肩を痛めていて練習が出来なかった。スパーも全く出来なかったので、コンディションが作れなかった。準備が出来なければ勝てないってことです」と、右肩の怪我を明かした。
加藤 金平会長と
 同席した金平会長は「思いのほか硬くなってたのかな。硬くなって、ダウンしたところから試合が始まった感じ。コンディションもあるが、それは作っていかないと。勿体無い星を落とした。ジャッジもダウンの分だけの負けだが、負けは負け」と、冷静に愛弟子・加藤の敗戦を振り返った。最後に加藤は「ダウンはフラッシュダウン。やりやがったなって感じ。でも情けない。凄い悔しい」と天を仰いだ。
新王者・井上の会見
 一方、新王者となった井上は、2冠獲得にも笑顔が見られず「ああいった(クリンチの)展開になりたくなかったが、なってしまった。終わった時に悔しさが込み上げて来た。勝てたとは思ったが余計に悔しくなった。もっと冷静さを保たないと。スタミナも揉み合いになって駄目だと思った」と反省。5回に奪ったダウンで決めようと思わなかったのかと問われ「決めてやろうとは思わなかったが、もっとまとめたかった。それに今日の内容では反省ばかり。これから精進して行かないといけない」と話した。
筑波のタイソン
 新たに日本・東洋ウェルター級2冠王者となった"筑波のタイソン"井上庸。日時はまだ未定だが、来年のチャンピオンカーニバルでの挑戦者は、最強後楽園を制した加藤の同門、渡部あきのり(協栄)に決まっている。
 果たして2011年、新王者・井上は今日の反省点をいかに補い、2冠王者としてどんなボクシングで最強挑戦者を迎え打つのか。その防衛ロードに注目が集まる。

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