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ルイス・オルティス(37=キューバ/米)が剥奪されて空いたWBA世界ヘビー級暫定王座について、4位のアレクサンデル・ウスティノフ(39=露/ベラルーシ)のプロモーターが、「ウスティノフ対7位デビッド・ヘイ(35=英)、あるいは8位マヌエル・チャー(32=レバノン/独)のカードで暫定王座決定戦が行われる予定だ」と明かした。
WBAはレギュラー王座に関しては3位のルーカス・ブラウン(豪)と5位のシャノン・ブリッグス(米)で決定戦を行うことを指示。スーパー王座については来春に計画されているIBF王者アンソニー・ジョシュア(英)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の勝者を認定する方向性を打ち出していたが、暫定王座に関しては触れていなかった。こうしたなかルイスに挑戦するはずだったウスティノフ陣営がアクションを起こしたかたちとなった。ただし、ヘイはWBO王座への次期挑戦者として指名されており、WBA暫定戦には参戦しない可能性が高い。こうした状況を考えると、ウスティノフ対チャーがWBA暫定王座決定戦になりそうな気配だ。ウスティノフは34戦33勝(24KO)1敗、チャーは34戦30勝(17KO)4敗。