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[王座統一戦発表]2016.11.1

Sフェザー級アジア王座統一戦が決定!

 話題豊富なスーパーフェザー級アジア戦線に大きな動きがあった。東洋太平洋OPBFチャンピオン伊藤雅雪(伴流)とWBOアジアパシフィック王者の渡邉卓也(青木)が1日、都内で会見を開いた。それぞれの団体のアジア王座についている両者は、12月に統一戦を行う。日時や会場などは現在調整中とのこと。
発表会見
 会見の冒頭、東日本ボクシング協会海外部長の三迫ジム三迫貴志会長は、日本初の地域王座統一戦開催を喜び、今後もこういった注目カードを実現させていきたいと話した。
6〜7ラウンドぐらいに倒す
 会見終了後は成田に直行し、今月28日まで行う合宿のためロサンゼルに発つという伊藤はラフな服装で出席。まずは3度目の防衛戦が決まらないなかでの王座統一戦、そして日本人との対戦を喜んだ。渡邉については「ガードとバランスの良い堅実なボクシングをする選手。突出したものはないが穴もない」と評価し、その上で「パワーも技術も僕の方が上。WBO7位の渡邉選手を破って少しでもランキングを上げて世界に行く」と気を吐いた。
勝って上に行くのは自分
 一方、スーツ姿でバシッと決めた渡邉は、「伊藤選手がスピードとセンスを持ち合わせた優れたボクサー。実力のある選手に勝ってこそ価値がある」とし、WBO4位、WBC13位、IBF13位の伊藤を破って自分こそが上に行くと誓った。
 12月3日には日本同級王者の尾川堅一(帝拳)と前王者の内藤律樹(E&Jカシアス)の再戦が予定され、この月は図らずもスーパーフェザー級ウォーズ月間となった。伊藤、渡邉ともに尾川・内藤戦以上の試合を見せつけたいと闘志を燃やした。ファンとしては世界挑戦を懸け、勝者同士が激突する夢も描いてしまう。

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