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5階級制覇の実績を持つWBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(33=比/米)は5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターでジェシー・マグダレノ(24=米)を相手に2度目の防衛戦に臨むが、これをクリアした場合、再びフェザー級にクラスをアップする可能性が出てきた。
ノニト・ドネア
ドネアは14年5月にWBAのフェザー級スーパー王座を獲得して5階級制覇を成し遂げたが、5ヵ月後にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に6回TKO負け。それを機にスーパーバンタム級に戻っていた。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターはドネアがマグダレノに完勝することを前提に、来年1月28日に行われるWBA世界フェザー級タイトルマッチ、スーパー王者カール・フランプトン(英)対レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の勝者への挑戦を計画している。フランプトンとサンタ・クルスは、アラム氏とは犬猿の仲として知られたアル・ヘイモン氏傘下の選手だが、最近は必要に応じて両陣営が提携するなど関係は修復されてきている。ドネアもウォータースに敗れたあと「いったんスーパーバンタム級に戻るが、体が大きくなってチャンスがあったら再びフェザー級で戦うことも考えている」と話していることから、
条件しだいでは軽量級のビッグネーム同士のカードが実現するかもしれない。