再起第2戦に臨むレミュー

　前IBF世界ミドル級王者デビッド・レミュー(27=カナダ)は22日(日本時間23日)、カナダのモントリオールでクリスチャン・ファビアン・リオス(33=亜)と対戦する。 1年前、ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)に8回TKO負けを喫してIBF王座を失ったレミューにとっては再起第2戦となる。

　今年5月、元世界ランカーのグレン・タピア(米)に4回TKO勝ちを収めて再起を果たしたレミューは現在、WBCとWBOで4位、IBFで6位にランクされており、来年5月のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の対戦相手候補として名前が挙がってもいる。絶対に取りこぼしできない一戦を前にレミューは163.8ポンド(約74.3キロ)で計量を終えた。リオスも同じ体重だった。戦績はレミューが38戦35勝(32KO)3敗、一度もKO負けがないリオスは31戦21勝(6KO)7敗3分。