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プエルトリコの主都サンファンで開催中の第29回WBO年次総会の記念イベント試合が18日に同地で行われ、同団体の女子スーパーバンタム級王座決定戦でアマンダ・セラノ(28=プエルトリコ/米)がアレクサンドラ・ラザール(20=ハンガリー)に1回TKO勝ちを収め、4階級制覇を達成した。
連打で寄せ付けず
サウスポーのセラノは開始早々に2度のダウンを奪い、わずか44秒でレフェリー・ストップ勝ちを収めた。クルーザー級とヘビー級の元王者イベンダー・ホリフィールド(米)と同じ「ザ・リアル・ディール(本物)」という異名を持つセラノは、09年3月に20歳でプロデビュー。11年にIBFのスーパーフェザー級王座を獲得すると14年にはWBOのライト級王座を奪取。今年2月にWBOのフェザー級王者になり、今回はセラノにとって最も軽いスーパーバンタム級での戴冠となった。戦績は32戦30勝(23KO)1敗1分。女子にしては驚異的ともいえる高いKO率(約72%)を誇る。
4階級制覇女王