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[発表会見]2016.10.13

ボクシングは最後は気持ちが大事

 大阪府堺市内の堺東ミツキジムで13日、WBO世界女子フライ級新王者の好川菜々(38=堺東ミツキ)が改めて喜びの会見を開いた。さらに同門のWBOアジアパシフィックスーパーフライ級5位の川口勝太(32)が10月28日(金)、フィリピンのミンダナオ島でWBOアジアパシフィックスーパーフライ級暫定王者で世界同級15位のラクニラン・マウドランサラカム(タイ)に挑戦することが決まり併せて発表された。
左:春木博志会長
 会見の冒頭、春木博志会長は「9日は皆様の応援のおかげをもちまして好川菜々が世界チャンピオンになることができました。本当にありがとうございました。今後のことは本人の体の調子と、トレーナーである野上としっかり話し合いをしてやっていこうと思います。まあ、年内はやりません。それと、うちに所属しています、川口勝太が10月28日、フィリピンのミンダナオ島でWBOアジアパシフィックスーパーフライ級暫定王者に挑戦することが決まりました。暫定ですが、しっかりこのタイトルを獲ってきたいと思っています」と発表した。
川口勝太(32)
 続いて、プロ生活10年目でようやくチャンスを掴んだ川口は「10月28日、フィリピンで暫定ですが、タイトルが決まったので嬉しく思っています。僕は辰吉(丈一郎)選手が好きでボクシングを始めたんですが、今一緒に練習させてもらっていますが、タイトルが決まったことを報告して、絶対獲って来いと言われたのでしっかりと獲ってきたいと思います」と意気込みを語った。
好川菜々(38)
 9日に判定で念願の世界のベルトを手中に収めた好川は「無事にベルトを持って帰ることが出来ました。ありがとうございます。この試合を組んでくれたこと自体もすごく大変なことだったので、絶対に獲るぞという気持ちは強かったので、最後は気持ちで乗り切れたと思います。ボクシングは本当に最後の最後は気持ちなんだなと改めて実感しました。本当に応援ありがとうございました」と喜びを語った。「みなさんに『おめでとう、おめでとう』という言葉を浴びせてもらっているので、それに今は浸っています」と笑顔を見せた。
チーム堺東ミツキ

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