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[試合後会見]2016.10.1

前回以上の打撃戦にホールが揺れた

 豪華なカードが出揃った今宵の後楽園ホール。「第554回 ダイナミックグローブ」のメインイベントは日本スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者石本康隆(34=帝拳)が同級9位古橋岳也(28=川崎新田)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。
完勝でV2達成
 ジャブの差し合いでスタートしたが、プレスをかける古橋に石本の右ストレートがヒットして主導権を握った。ペースを握られた古橋は3ラウンド、さらに圧力をかけてワンツーで反撃。その後は激しい打撃戦が続いたが、石本のワンツーの見栄えがジャッジに好印象を与えた。前半終了時の公開採点は1者が50-45、2者が49-46でチャンピオンのリード。劣勢を強いられた古橋は間合いを詰めて攻勢を仕掛けるが、石本はブロックして回避すると左ボディから右フックでダメージを与えた。8ラウンド、力を振り絞って打ち合いした両者だったが、ここでも石本の有効打が勝りラウンド終了間際に連打でロープに追い込んだ。最終ラウンド、意地と意地がぶつかり合い激しいパンチの交換となったが、石本が左フックで後退させるとレフェリーが試合終了を宣言した。
右ストレートも良く出た
 完全決着で2度目の防衛に成功した石本は「勝てたことにホッとしている。これでまた職業としてボクシングを続けることができる」と安堵の表情。「今回は待ちのボクシングにならないようジャブを出し続けた。ポイントで勝っていたが、最終ラウンドの前にセコンドに勝負だと言われて前に出た。最後に仕留めることができてお客さんを驚かすことができたと思う」と笑顔をみせた。「これまでのタイトル戦では一番良かったと思うが、これからも一生懸命に練習して勝ち進んでいく」と気を引き締めて会見を終えた。
左をためらってしまった
 リベンジを果たすことができなかった古橋は「長い距離で出入りし左を突いていく作戦だったが、その左を上回れてしまった。攻撃のテンポも以前より良くなっていた。効いてはいなかったが、最後のストップは仕方がない。最高のコンディションで臨めたのだが…これが本来の実力なのかな」と悔しさを噛み殺していた。今後については「続けるとしたらそれなりの覚悟が必要」と明言は避けた。
中川勇太(角海老宝石)
 この試合をリングサイドで観戦した日本同級3位にランクされている中川勇太(27=角海老宝石)は「2人の気持ちが伝わる試合だった。石本選手の試合を観るのはこれが2回目ですが、以前より手数が増えていたし、最後に倒しにいったのは流石でした。ただ、大きな欠点を見つけたので対戦することになったら突破口を開くことができると思う。まずは次の試合に集中したい」と試合の感想を語った。
採点表
 和氣慎吾(古口)の世界初挑戦に始まった、今年のスーパーバンタム級世界戦線は、長谷川穂積(真正)がWBC世界王座奪取に成功。興奮覚めやまぬ間に、和氣に競り勝って王座を手に入れたIBF王者のグスマンに年末、小國以載(角海老宝石)が挑戦することが発表されるなど、ビッグニュースが相次いでいる。日本王座を連続防衛する石本がここに絡んでくると、ますます目が離せなくなる。

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