試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
元日本スーパーライト級、元東洋太平洋ウェルター級王者で現在はWBC世界スーパーウェルター級28位にランクされる亀海喜寛(33=帝拳)は10日(日本時間11日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで元世界ランカーのヘスス・ソト・カラス(33=メキシコ)と拳を交えた。
左:亀海 右:カラス
○亀海喜寛(帝拳)
8回終了TKO
×ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)
8回終了TKO
×ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)
4ヵ月前に拳を交えて打撃戦のすえ引き分けている両者は、申し合わせでもしたかのように初回から中間距離でパンチの交換を始めたが、半ばで亀海の左ボディブローがヒット。
カラスが体を丸めて後退、まずは初回を亀海が押さえた。2回に入るとカラスが攻勢を強め、手数で押し返してきた。ブロックとスウェーを多用しながら上下にパンチを分ける亀海と、アッパー系のパンチを長短で上下に打ち分けるカラス。前戦に続いて競ったラウンドが続いたが、有効打では亀海が上回っていた。
7回、亀海のボディブローが効き、カラスが体を丸めて守りにまわったが、ここでも回復を待って打ち返してきた。8回、亀海の右アッパーでカラスがふらつき、さらに左から右をフォローするとダウン。
殊勲の勝利を収めた
再開後、亀海が連打したが、カラスはクリンチでラウンドを乗り切った。しかし、インターバル中にカラスが勝負を諦めた。亀海は32戦27勝(24KO)3敗2分、カラスは44戦28勝(18KO)11敗4分1無効試合。