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[発表会見]2016.9.8

私たちが女子を盛り上げる

 8日、都内のワタナベジムでは、9月21日(水)後楽園ホールで開催される「第2回DANGAN LADIES」のメインで世界タイトルに挑む江畑佳代子(40)、前座に出場する東洋太平洋女子スーパーバンタム級1位の後藤あゆみ(28)とB級デビューするチャオズ箕輪(28=本名・箕輪綾子)、そして先月13日にWBA女子世界ライトミニマム級王座を獲得した現役女子大生の古川夢乃歌(22)、その王座の元保持者で大橋ジムから移籍した宮尾綾香(33)の5選手が集い会見を開いた。
執念を見せると江畑
 まず、5度目の世界戦挑戦となる江畑は、昨年5月に僅差の負傷判定で敗れたWBO女子世界ミニフライ級王者の池原シーサー久美子(フュチュール)への再挑戦。女子プロの黎明期から第一線で活躍してきた江畑は、「前回の挑戦で現役を辞めようと思ったが悔しくて、女子が盛り上がっているなかでもう一度という気持ちになった」と心境を明かし、「5回目ということが気にせず、とにかく勝ちにいく。執念を見せたい」と意気込んだ。
ベルトは内山さんに借りました
 続けて西村聡美(折尾)との決定戦を制し世界タイトルを獲得した古川は、「次が防衛戦になるかは分からないが、課題のディフェンスを強化してもっと強いボクサーになりたい」と話し、更なる飛躍を誓った。
充実した練習ができている
 8月から新たな環境で選手生活をスタートさせた宮尾は移籍の理由について、「以前からお世話になっている江畑の背中を追いかけ、また江畑さんを裏方としてもフォローしたくて決めました」と説明し、世界王座への返り咲きを目標に掲げた。
まずはプロの感覚になれたい
 08年世界女子ボクシング選手権ベスト8の実績を持ち、アマチュアからプロに転向した箕輪は、ミニフライ級からライト級まで戦えると衝撃発言。「やるからには日本一強い世界チャンピオンになる」と気合を入れ、デビュー戦の2週間後の10月21日には韓国で第2戦が決まっていると発表した。
一番に輝きたい!
 最後にA級昇格をかけて21日の試合に臨む後藤は、早ければ年末にも東洋太平洋同級王者の高野人母美(協栄)に挑戦したいと希望。「世界チャンピオンを目標に21日の後楽園ホールで一番に輝きたい!」と笑顔を見せた。
 充実のワタナベジム女子選手の活躍に期待だ!

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