現役女子高生プロボクサー「次はKOで」

　大阪市内のグリーンツダジムで8日、女子高生ボクサーの小村楓香(19)の第2戦が発表された。さらに、昨年、傷害事件を起こし罰金刑を受けた11年度全日本新人王の京口竜人(25)が大阪帝拳からグリーンツダジムへ移籍したことが発表された。

　会見の冒頭、本石昌也会長は「グリーンツダ所属の女子高生ボクサー小村楓香の2戦目が決定しました。12月4日(日)、エディオンアリーナ大阪で行われる『CRASH BOXING vol 10』で九州の筑豊ジムの松岡瑞稀選手とアトム級4回戦をします。続いて、大阪帝拳ジムにいました京口竜人(25)が昨年の傷害事件後、略式起訴から罰金刑を受け、この9月にグリーンツダへ移籍することになりましたことを発表させていただきます。心機一転、教育からやり直して再生させるつもりです。よろしくお願いします」と語った。

　次戦が決定した小村は「前の試合ではKO宣言していたけど、倒せなかったので、しっかり練習したことを出せるようにして倒せるように頑張ります。それと前の試合では試合前に色々なプレッシャー泣いてしまったので、次は泣かないようにと頑張ります」と2戦目に向けて抱負を語った。

　移籍が決定した京口は「昨年は自分の起こした事件によってたくさんの方々に迷惑をおかけしたことをこの場を借りまして謝罪させていただきたいと思います。特にボクシング関係者の方々には多大なるご迷惑をおかけしたこと本当に反省しています。グリーンツダに移籍させてくれた大阪帝拳ジムの吉井(寛)会長、受け入れてくれた本石会長、グリーンツダの仲間の皆さんには感謝しかありません。これからボクシング頑張って皆さんに見てもらって京口という選手を応援してもらえるようにします」と決意表明した。