井上拓真、清水聡のアンダーも注目!

　WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(23=大橋)のV3戦アンダーカードに出場する前東洋太平洋スーパーフライ級王者の井上拓真(20=大橋)とB級デビューするロンドン五輪銅メダリストの清水聡(30=大橋)が、2日に行われた調印式の会見に姿を現し、試合に向けて意気込みを語った。
　試合は9月4日(日)に神奈川・スカイアリーナ座間で開催され、当日夜7時からフジテレビ系列で全国放送。また、当日券は午後2時から会場で発売される。

　WBC世界フライ級15位、25戦23勝1敗1分のフローイラン・サルダール(比)を迎えて世界前哨戦に挑む井上は、「相手に何もさせず、自分のボクシングを貫ければ絶対に勝てる」と必勝を宣言。続けて「この先には世界しかない。良い内容で前哨戦をクリアしたい」と力強く意気込んだ。

　また、清水はプロ初戦だけに長いラウンドでのペースの取り方、グローブの違いなどの不安はあるが、対戦相手の韓国フェザー級王者イ・インギュ(韓国)については「長身でアウトボクサーと自分と似たタイプでやりにくそうだが、勝つイメージはできている」と自信を示し、試合を通してプロのリングを経験したいと話した。