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IBFのリンゼイ・タッカー選手権委員長は、同団体の世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(26=英)に対し、「11月9日になったら1位の指名挑戦者ジョセフ・パーカー(24=ニュージーランド/米)との対戦交渉をするよう通達する用意がある」と、事実上の警告を発した。
アンソニー・ジョシュア
これは先日、ジョシュア側のエディ・ハーン・プロモーターが11月26日に2度目の防衛戦を計画していることを明かしたことに対する牽制とみられる。ジョシュアは4月9日にチャールズ・マーティン(米)を2回KOで下して王座を獲得し、6月25日にはドミニク・ブリージール(米)を7回TKOで一蹴して初防衛を果たした。IBFはジョシュアの指名防衛戦の期限を2017年1月19日としており、今年11月9日以降はパーカー以外と試合をしてはいけないとしている。そのパーカーも10月1日に前哨戦を行うことになっているが、挑戦者陣営は「11月下旬か12月にはジョシュアと戦える」と話している。11月26日にジョシュア対パーカーが行われるのであれば問題はないが、ジョシュアが別の相手と防衛戦を行う場合はひと悶着ありそうだ。