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ライト級からウェルター級にかけて世界中の猛者と数々の激闘を展開した「ブラックパンサー(黒豹)」、元IBF世界スーパーライト級王者ラブモア・ヌドゥ(南ア/豪)が45歳の誕生日でもある16日、正式に引退を表明した。
ヌドゥは93年に南アフリカ共和国でプロデビューし、95年から拠点をオーストラリアに移した。04年にシャンバ・ミッチェル(米)の持つIBF世界スーパーライト級暫定王座に挑んで判定負けを喫したが、07年にはベン・ラバー(チュニジア/豪)に勝って空位のIBF世界スーパーライト級王座を獲得した。在位は4ヵ月に終わったが、その後もカーミット・シントロン(プエルトリコ)、サウル・アルバレス(メキシコ)、ケル・ブルック(英)といった元、のちの世界王者たちと拳を交えた。12年8月を最後に試合から遠ざかっていた。戦績は64戦49勝(31KO)13敗2分。KO負けがひとつもない無類のタフ男でもあった。