海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
7月30日に元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(33=ドミニカ共和国)を5回TKOで下して2年半ぶりに戦線復帰した元2階級制覇王者ミゲール・マイキー・ガルシア(28=米)が、今後はライト級で世界王座獲得を目指すことになった。
ミゲール・ガルシア
フェザー級とスーパーフェザー級のWBO王座を獲得した実績を持つガルシアは、トップランク社とビジネス面の摩擦が生じて活動停止状態に陥っていたが、和解したことで戦線復帰。今後についてガルシアの12歳上の兄ロベルト・ガルシア(元IBF世界スーパーフェザー級王者)は「マイキーはWBOの3階級制覇を望んでいるが、ライト級王者のテリー・フラナガン(英)はフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)との指名防衛戦を行う義務を負っている。そこでWBC王座に照準を合わせようと考えている」と話している。ガルシア自身の次戦に関しては「日時も場所も決まっていないが、10月になりそう」と同トレーナーはいう。ガルシアは元ゴールデンボーイ・プロモーションズのCEOリチャード・シェーファー氏が興したプロモート会社と契約するものとみられており、その初興行となる「10月15日、ステープルズ・センター(ロサンゼルス)」に出場する可能性が高い。