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[海外ニュース]2016.8.1

前王者チャガエフが引退

 前WBA世界ヘビー級王者ルスラン・チャガエフ(37=ウズベキスタン/独)が引退を決意したことが明らかになった。マネージャーとプロモーターを兼ねるティムール・ドゥガザエフ氏がメディアに明かしたもので、引退の理由は「健康上の問題」としている。
ルスラン・チャガエフ
 チャガエフは今年3月、ルーカス・ブラウン(豪)に10回TKO負けを喫してWBA王座を失ったが、試合後にブラウンのドーピング違反が発覚。ベルトがチャガエフに差し戻されるという顛末があった。しかし、チャガエフはフレス・オケンド(プエルトリコ)との指名防衛戦を行う意思を示さず、そのため7月下旬にWBAから王座を剥奪された。こうしたなか今回、ドゥガザエフ氏が前王者の引退を公にしたわけだ。同氏は「彼は01年に左目の手術を受けたことがあり、健康上の理由で『もう戦わない』と伝えてきた」と話している。
 チャガエフはアマチュア時代に出場した2000年のシドニー五輪は2回戦敗退だったが、翌年の世界選手権ではスーパーヘビー級で優勝している。これより4年前の97年には世界選手権決勝でフェリックス・サボン(キューバ)に勝って優勝したが、のちにプロ転向後の出場だったことが発覚して金メダルを剥奪されている。07年に身長213センチのニコライ・ワルーエフ(露)を攻略してWBA王座を獲得。2年後にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との統一戦に敗れたが、14年の決定戦でオケンドに競り勝って返り咲きを果たした。ブラウン戦は2度目の防衛戦だった。サウスポーのボクサーファイター型で「ホワイト・タイソン」の異名があった。38戦34勝(21KO)3敗1分。
 これにともない、WBAのヘビー級トーナメント戦はオケンドが不戦のまま勝ち残りのシード扱いとなる。その一方、9月に行われる暫定王者ルイス・オルティス(キューバ/米)対アレクサンデル・ウスティノフ(露/ベラルーシ)の勝者と、10月29日に予定されるスーパー王者タイソン・フューリー(英)対クリチコの勝者が準決勝を行うことになり、この4人のなかから勝ち残った選手がオケンドとの最終決戦に臨むという構図になっている。ただし、オケンドは2年以降も実戦から遠ざかっており、この理不尽な図式が崩れる可能性もある。

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