Fe級 無敗同士の対決

　WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(27=メキシコ/米)対前WBA、IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(29=英)のタイトルマッチ12回戦は30日(日本時間31日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる。試合を翌日に控えた29日、両者が計量に臨んだ。

　昨年8月に3階級制覇を果たし、今年2月に初防衛に成功しているサンタ・クルスは125.5ポンド(約56.9キロ)でパス。1階級上げて挑戦するフランプトンは125ポンド(約56.7キロ)と、こちらも余裕をもってクリアした。戦績はサンタ・クルスが33戦32勝(18KO)1分、フランプトンは22戦全勝(14KO)。オッズは前日の2対1から差が広がり9対4でサンタ・クルス有利と出ている。なお、サンタ・クルスの報酬は100万ドル(約1億200万円)、フランプトンは英国でのテレビ放映権料を除き50万ドル(約5100万円)と報道されている。 　前座ではミゲール・マイキー・ガルシア(米)対エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)の元世界王者同士のスーパーライト級10回戦のほか、セルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ)対トニー・ハリソン(米)のIBF世界スーパーウェルター級上位決定戦、さらに元世界2階級制覇王者ポール・マリナッジ(米)対ガブリエル・ブラセロ(米)、ライト級のイワン・レドカッチ(ウクライナ/米)対テビン・ファーマー(米)の10回戦などが組まれている。