パッキャオ「ボクシングは情熱」

　11月に戦線復帰が噂される元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(37=比)が、テレビのインタビューに「ボクシングは私の情熱。復帰はお金のためではない」と答えている。

　Boxingscene.comによるとパッキャオはABS-CBNニュースに「ボクシングは私の情熱。自分はそれによって成長した。ボクシングが大好きなんだ」とコメント。今回の戦線復帰に関しては「ボクシングが好きだから。そして国に名誉をもたらしたいんだ。もちろん試合をしてお金をもらうけれど、それが真の目的ではない」と話している。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターはパッキャオの復帰戦を11月5日、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで計画しており、相手候補としてWBC、WBO世界スーパーライト級王者のテレンス・クロフォード(米)らWBO世界ウェルター級王者ジェシー・バルガス(米)らの名前が挙がっている。外枠が埋まっていくなか、パッキャオの正式な復帰宣言が待たれるところだ。