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史上最速のプロ7戦目で2階級制覇を成し遂げたWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ)が、2代前の王者オルランド・サリド(35=メキシコ)と10月に対戦する可能性が高くなった。
オルランド・サリド
ロマチェンコのプロモートを担当するトップランク社のボブ・アラム氏がメディアに明かしたもので、試合は10月、会場は米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターが有力という。すでにHBOテレビもロマチェンコ用の枠を確保した模様だ。ロマチェンコは14年3月、プロ2戦目でサリドと対戦。前日の計量でサリドが体重超過のためWBO世界フェザー級王座を剥奪されていたもののロマチェンコが勝てば戴冠という試合だったが、前半のセーブが響いて判定負けに終わった。その後、先にサリドがスーパーフェザー級に転向してWBO王座を獲得したが、ローマン・マルチネス(プエルトリコ)に敗れて失った。ロマチェンコは6月、そのマルチネスを5回KOで下して2階級制覇を成し遂げた。正式発表が待たれる。