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[試合後談話]2016.7.19

重量級、迫力の打撃戦

 19日、後楽園ホールで開催された「ダイナマイトパンチ101」のメインイベントでは、ミドル級8回戦日本同級1位胡朋宏(27=横浜光)と日本同級4位秋山泰幸(36=ヨネクラ)が対戦。ダイナミックな打撃戦を展開した。
最後は倒しにかかった
 序盤、胡のジャブが効果的に決まり秋山は早くも左目下を腫らしたが、打たれながら前に出て奮闘。ランカー同士の熾烈なペース争いに会場の観客も盛り上がった。しかし終盤、胡が主導権を握ると、最終ラウンド開始早々に胡がロープに詰めて右ストレートで秋山の腰を沈めた。最後は連打を繰り出すとレフェリーが壮絶な打撃戦に終止符を打った。
面白い試合がしたい
 ランカー対決に勝ち残った胡は 「あそこまで相手の頭が低いと思わなかった。前半緊張しているところにバッティングされてしまったが、中盤からやっとエンジンがかかった。ポイントは勝っていると思ったが流れはわからなかった。目をカットして倒されてもいいと踏ん切りがついた」と試合の感想を口にした。「ランキングだけ上がってるがこの内容ではタイトル獲得は厳しい。ただ、西田選手とは今日みたいな倒すか倒されるかの打ち合いができると思う。少しでもミドル級を盛り上げていきたい」と現日本同級王者の西田光(川崎新田)の持つベルトに標準を合わせた。
まだ闘志は燃え尽きない!
 一方、最後まで粘り強さをみせながら敗れてしまった秋山は「勝つ自信があっただけに悔しいの一言。相手が効いているのがわかったがカウンターを警戒し攻め込むことができなかった」と唇を噛んだ。「ここで終わるわけにはいかない。またベルトを狙う」と再起の意向を示した。
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