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[試合結果]2016.7.17

ワイルダーvsアレオーラ

 WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)は16日(日本時間17日)、地元でもある米国アラバマ州バーミンガムのレガシー・アリーナに9位のクリス・アレオーラ(35=米)を迎えて4度目の防衛戦に臨んだ。
○デオンタイ・ワイルダー(米)
 8回終了TKO
×クリス・アレオーラ(米)

 1万2000に近い地元ファンの声援を受け、ワイルダーは序盤から主導権を握って挑戦者を攻めていった。3度目の挑戦にかけるアレオーラは2回に鼻をカットし、以後は出血に悩まされることになる。ハイライトは4回。ワイルダーが右をきっかけに左右の荒っぽい連打をフォローしてダウンを奪ったのだ。立ち上がって再開に応じた挑戦者にはダメージが感じられたが、ラウンド終了ゴングに逃げ込んだ。このあとワイルダーがフィニッシュするまでに手間どったのは、右拳と右上腕二頭筋を痛めたからだと試合後に王者は明かしている。7回、再びワイルダーはKOチャンスをつかんだが倒すことができなかった。その後、一方的な内容で8回が終了したところでアレオーラが勝負を諦め、ワイルダーのTKO防衛が成立した。4度目の防衛を果たしたワイルダーは37戦全勝(36KO)。元WBA王者アレクサンデル・ポベトキン(露)のドーピング違反により挑戦の機会が転がり込んできたものの、そのチャンスを生かせなかったアレオーラは44戦36勝(31KO)5敗1分2無効試合。
 前座ではウェルター級でWBC9位、IBF11位、WBO10位にランクされるサミー・バスケス(米)が登場、WBCスーパーライト級10位のフェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)と対戦した。バスケスは序盤で流れを掴んだかにみえたが、徐々にディアスの強引な接近戦に巻き込まれ、試合は接戦になった。終盤に入るとバスケスは目の上と口から出血するなど厳しい状況に立たされた。最終10回、マウスピースが再三外れたためバスケスは致命的ともいえる減点を科された。勝負は判定に持ち込まれ、いったんは96対94(ディアス)、95対95(二者)のドローとアナウンスされたが、減点が集計に反映されていなかったことが判明。のちに96対93、95対94(二者)の3-0でディアスの勝利と訂正された。08年北京五輪ライトウェルター級金メダリストのディアスは19戦18勝(8KO)1敗、バスケスは22戦21勝(15KO)1敗となった。
 また、スーパーウェルター級でWBA12位、WBC6位に名を連ねる大型ホープ、エリクソン・ルビン(米)は、イバン・モンテロ(メキシコ)に8回判定勝ちを収めた。採点は三者とも80対72だった。20歳のサウスポー、ルビンは16戦全勝(11KO)、モンテロは22戦20勝(8KO)2敗。さらに、この日は元世界2階級制覇王者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)もリングに上がったが、セルヒオ・フリアス(メキシコ)に2回KO負けを喫した。右一発で元王者を屠ったフリアスは26戦18勝(9KO)6敗2分。キャリア5度目のKO(TKO)負けを喫したサウスポーのダルチニャンは52戦42勝(31KO)9敗1分。

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