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WBO世界スーパーバンタム級2位、IBF4位、WBC10にランクされる22歳のホープ、アルバート・パガラ(比)が9日(日本時間10日)、米国カリフォルニア州サンマテオで元WBO同級1位のセサール・フアレス(24=メキシコ)と対戦した。
パガラが勝って世界挑戦への準備をするために組まれたカードだったが、思いがけず階段を踏み外す結果となった。初回、パガラは先制のダウンを奪う幸先のいいスタートをきったが、徐々にフアレスの圧力に押され始める。7回にはフアレスの攻勢にさらされてダメージを被った。迎えた8回早々、パガラはダウン。立ち上がろうとしたが果たせなかった。KOタイムは8回15秒だった。上位復帰を確実にしたフアレスは23戦18勝(11KO)5敗。昨年12月にノニト・ドネア(比/米)とのWBO世界スーパーバンタム級王座決定戦では判定負け、再起戦でも不覚をとったフアレスだが、やはり地力は十分にあったことを証明した。急停止を強いられたパガラは27戦26勝(18KO)1敗。
この日はパガラの兄でWBO世界スーパーライト級1位にランクされるジェイソン・パガラ(比)も出場、こちらはアブラハム・アルバレス(米/メキシコ)に3回KO勝ちを収めた。パガラは41戦39勝(24KO)2敗、アルバレスは32戦21勝(10KO)10敗1分。