V17戦の契約間近か

　WBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)の17度目の防衛戦は、前WBA同級暫定王者クリス・ユーバンク・ジュニア(26=英)を相手に行われることが確定的で、近日中に発表されるものとみられている。

　ゴロフキン対ユーバンク・ジュニアの試合はマッチルーム・スポーツのエディ・ハーン・プロモーターが交渉を続けているが、なかなか「決定」まで至っていない。その理由についてハーン氏は「テレビ局との契約をはじめ国際放映権、キャンバスのスポンサー、会見のセッティング、薬物テスト、ホテルや飛行機の手配など、実に多くの問題があるんだ」と説明。そのうえで「今週中には決まると信じている」と話している。計画どおりにことが運べば、ゴロフキン対ユーバンク・ジュニアの試合は9月10日に英国ロンドン開催でまとまりそうだ。また、そのあおりを受けて日程が宙に浮いているケル・ブルック(英)対ジェシー・バルガス(米)のIBF、WBO世界ウェルター級王座統一戦は、10月8日に英国シェフィールド開催が濃厚という。