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IBF世界ヘビー級タイトルマッチ、王者アンソニー・ジョシュア(26=英)対挑戦者同級9位ドミニク・ブリージール(30=米)の12回戦は25日(日本時間26日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる。試合を2日後に控えた23日、両者が共同会見に臨んだ。
アンソニー・ジョシュア
12年ロンドン五輪スーパーヘビー級で金メダルを獲得後にプロに転向し、4月の戴冠試合を含めて16戦全KO勝ちの完璧レコードを誇るジョシュアは、前戦からわずか2ヵ月半という短いスパンで初防衛戦に臨む。そこに自信を感じさせる成長途上の王者は「圧倒的なKO勝ちをしたい。でも、ドミニク(ブリージール)は危険な相手なので、慎重に戦うつもりだ。私は彼の夢を粉砕しなければならない」と事実上のKO防衛を予告した。これに対しロンドン五輪では初戦敗退だったブリージールは、こちらもプロでは17戦全勝(15KO)を収めている。敵地に乗り込んでの初挑戦となるが、「勝負をジャッジに委ねるつもりはない。ヘビー級の覇権を手にするためにはKO勝ちが必須だ。アンソニー(ジョシュア)と私は大型のパンチャー同士なんだ」と、こちらもKO決着を覚悟した口ぶりだった。オッズはジョシュア有利のまま先週の19対1から16対1にわずかながら差が縮まった。