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[海外ニュース]2016.6.24

ポベトキン側が反撃

 元WBA世界ヘビー級王者で5月21日にデオンタイ・ワイルダー(30=米)の持つWBC同級王座に挑む予定だったアレクサンデル・ポベトキン(36=露)と、プロモーターのアンドレイ・リャビンスキー氏が23日、ワイルダー側に契約違反と中傷があったとして米国ニューヨークの地方裁判所に損害賠償の訴訟を起こした。
アレクサンデル・ポベトキン
 ワイルダーとポベトキンはWBCの指名試合で拳を交えることになっていたが、昨年来、両陣営の日程が合わないことからワイルダーが3度の選択防衛戦を行った。今年2月、WBCは両陣営に興行権入札を命じ、ポベトキン側が両選手の合計報酬として751万ドル(約8億円)を提示して落札。試合は5月21日にモスクワで行われることになった。ところが4月下旬にポベトキンが受けたドーピング検査の結果が、試合8日前になって陽性だったことが判明。これを受けWBCが「すべての事実が判明するまで試合は延期」との判断を下し、試合は事実上のキャンセルとなった。
デオンタイ・ワイルダー
 試合に備えて試合地入りを前に英国で最終調整をしていたポベトキン側は怒りを隠さず、ポベトキンとリャビンスキー・プロモーターを訴えた。今回のロシア側の提訴はそれに対する反撃の意味がある。王者とディベラ・エンターテインメント社、その最高責任者であるルー・ディベラ・プロモーターに最低でも3450万ドル(約36億5000万円)の訴訟を起こした理由として、リャビンスキー・プロモーターは「ワイルダーはスポーツマンらしくなく失礼な態度だった。彼らはポベトキンとの戦いを恐れていたので、故意に試合をキャンセルしたんだ」と主張している。
 ポベトキンから検出されたメルドニウムは昨年9月に対象薬物に指定され、今年1月から禁止された。ポベトキンはほかの検査では陰性だったというが、4月27日に受けた検査では微量のメルドニウムが検出されたと報告されている。この件に関してWBCは「すべての精査が済んでから総合的な判断をする」として、6月14日に発表したランキングではポベトキンを1位の座に留めている。

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