ナルバエスが再起第3戦

　元WBO世界フライ級、前WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(40=亜)が11日(日本時間12日)、アルゼンチンのチュブート州トレーレウでブレイロール・テラン(31=ベネズエラ)を相手にIBF中南米バンタム級王座の初防衛戦に臨む。ナルバエスにとっては14年12月に井上尚弥(23=大橋)に2回KO負けを喫してから再起3戦目となる。

　ナルバエスは井上に4度のダウンを喫してWBO世界スーパ―フライ級王座のV12を阻止されたが、昨年10月に再起。今年2月には7回終了TKO勝ちでIBF中南米バンタム級王座を獲得している。スーパーフライ級とバンタム級の両階級にまたがって世界復帰の機会を狙っているため今回も116.7ポンド(約52.9キロ)という体重で計量を終えている。49戦45勝(24KO)2敗2分。テランは116.2ポンド(約52.7キロ)だった。29戦15勝(8KO)13敗1分。こちらは昨年2月に来日して翁長吾央(大橋)に8回判定負け、9月には前WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(亜)に10回判定負けを喫している。