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WBO世界スーパーウェルター級王者リアム・スミス(27=英)の2度目の防衛戦が4日(日本時間5日)、同級8位のプレドラグ・ラドセビッチ(31=モンテネグロ)を相手に英国リバプールのエコーアリーナで行われた。
序盤で決着がついた
〇リアム・スミス(英)
2回1分34秒KO
×プレドラグ・ラドセビッチ(モンテネグロ)
2回1分34秒KO
×プレドラグ・ラドセビッチ(モンテネグロ)
25対1のオッズが出ていたとおり、試合は一方的なものだった。敵地での世界戦の緊張からか、そもそもの力不足からなのかラドセビッチはほとんど何もできないまま、2回に捕まった。
ロープに詰められて左フックをボディに浴びて腰を落とし、そこに左アッパーを突き上げられた。この2発でダウンを喫したラドセビッチはそのままレフェリーのカウントが進むのを聞くことになった。
24戦23勝(13KO)1分にレコードを伸ばしたスミスの陣営は「次はサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ=前WBC世界ミドル級王者)と戦いたい。ミゲール・コット(プエルトリコ=元4階級制覇王者)でもいい。どちらにも勝てる」(フランク・ウォーレン・プロモーター)と鼻息が荒い。ラドセビッチは32戦30勝(11KO)2敗。
テテが快勝
前座には元IBF世界スーパーフライ級王者ゾラニ・テテ(南ア)が出場、ビクトル・ルイス(メキシコ)に7回TKO勝ちを収めた。ボディブローでダウンを奪って勝利をものにしたサウスポーのテテは27戦24勝(20KO)3敗。同じくサウスポーのルイスは27戦21勝(15KO)6敗。なお、予定されていたWBO世界スーパーフライ級挑戦者決定戦、ポール・バトラー(英)対ペッチバンブーン・ゴーキャットジム(タイ)は、前日計量でバトラーが失格したため中止になった。