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[ニュース]2016.6.2

タイ人審判が象とお別れ

 多くの名試合で審判を務めた日本ボクシングコミッションのウクリット・サラサス氏(71)は、先月27日、自身の父ソムアン氏(故人)が日本に贈ったアジアゾウの「はな子」とのお別れのため、都内の井の頭自然文化園を訪れた。
ウクリット・サラサスレフェリー
 プロボクシングで32年。キックボクシング時代を含めれば52年にもわたって試合を裁いてきた在日タイ人のサラサス氏は、ファンや関係者にとってお馴染みの顔だが、その素性を知る者はファンにも関係者にも多くない。
 タイで経済大臣や商業大臣を務めた祖父プラ・サラサス氏は、政変で日本に亡命。父のソムアン・サラサス氏も、戦後の冷えた日泰関係を舞台裏で修復させるなかで、田中角栄や福田赳夫といった時の首相とも交流を持った人物で知られた。共に陸軍時代から日本を支持しており、いわば親子三代の親日家エリートなのだ。
 父はプミポン現・国王の伯母と再婚したほどの大物だが、象を贈ったことに関しては政治的な駆け引きとは無関係で「焼け野原となった同盟国を勇気づけたい」という一途な思いだったと、サラサス氏は振り返る。
 はな子は戦後の全国各地を移動動物園の形で回り、日本の子供たちを勇気づけた。その活動にサラサス氏は「日泰親善、お疲れさまでした」と日本語で語りかけ、タイ式の合掌で敬意を表した。

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